こんにちは、けぴです。
お題にお答えしたいと思います。

私が大好きな絵本は、なんといっても「100万回生きたねこ」です。
残念ながら、初めて読んだ日の記憶はほとんどありません。
きっと母が選んでプレゼントしてくれたのでしょう。
絵本ですからペラペラめくり、なんとなく内容は分かったくらいになっていました。
「ねこが誰かに飼われて、亡くなってを繰り返したのか」と。
それから何十年ぶりでしょうか。
実家で「100万回生きたねこ」を見つけました。
まず目に入ったのは、表紙のぶっきらぼうな顔つきのねこです。
見た瞬間、ふと思いました。
「あっ、うちのねこに似てる!」
なんとその表紙のねこは、飼っているねこに似ているのです。
はっきり言うと、うちのねこは目が細くあまり可愛い顔ではありません。(家族にとっては世界で一番かわいいねこです。)
「絵本のねこを可愛いと思えなかったから、過去の私はこの本に興味をもてなかったのかなあ?」とつくづく思いながら、ページを開きました。
パラパラめくった子供のころとは違い、1ページ1ページ味のある絵を見つめながら。
ねこは何度も生まれ変わります。
最後に愛するねこと出会うまで。
読み終わった後、(ありがちな表現ですが)本当に胸の奥にジワーッととこみ上げるものがありました。
「自分は生まれ変わることがないような、悔いの残らない人生を送っているのかな?」と考えたのです。
さらに気になったのは、「うちの猫はいつも幸せを感じているのか?」
現在「100万回生きたねこ」は、わが家の本棚の中です。
私だけではなく、子どもや私の友人達もが手にとることも。
本を読むたびに思います。
これからも家族を大切に(猫も家族です!)感謝の気持ちを忘れずに暮らしていこう!
「100万回生きたねこ」が大好きでおすすめする理由は、このような当然のことを改めて考えさせてくれる絵本だからです。
「なぜ、ねこが最後は生まれ変わらなかったのか?」を家族で話し合うのも面白い作品だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
