
こんにちは、けぴです。
先週、前から気になっていた「選択の科学(シーナ・アイエンガー著)」を読みました。
選択の自由がないインドのシーク教徒の家庭で育った著者は、食べ物・服装・結婚相手にいたるまで自分で決められませんでした。
宗教や慣習で全て決められていたのです。
しかし、アメリカでの学生生活で大きな衝撃を受けます。
それが、「自分のことは自分で決めるのが当たり前」という思想です。
この衝撃をきっかけに、著者は「選択」を研究テーマにしました。
この本は、さまざまな実験や研究を通して「選択」に関する重要性をわかりやすく説明してくれる本です。
「運命」や「偶然」は自分の意思では決められないけれども、「選択」だけは自らコントロールできます。
本当に人生は選択の連続ですよね。
「朝ごはんはパンにしようか、ごはんにしようか?」
「AランチとBランチどちらにするか?」
日々選択から逃れられません。
言い換えれば、私たちには思った通りに自分で決められる自由があるということです。
小さな選択は失敗しても大して問題はないですが、大きな決断は失敗したくありませんよね。
読み終わってから、私は考えました。
今までなんとなく生きてきた自分を変えて、何か新しいことを選択しようと。
そもそも私には得意なものもなく何を始めたらよいのか。
選択肢の候補さえ浮かびません。
何をしたらいいんだろう。
最終的に私が辿り着いたのは、「本を読むこと」と「文章を書くこと」は大好きだということです。
そして、私は自分が新しく進む第一歩に「ブログで文章を書くこと」を選択しました。
他の方から見たら本当に小さな一歩ですが、内向的な私にとっては大きな一歩なのです。
人生100年と言われている今、些細でない選択がたびたびあるでしょう。
より良い選択ができるよう、日々、きちんと自分と向き合っていくつもりです。
まずは、今日から「ブログを書くこと」を続けていきます。
マイペースで頑張りますので、よろしくお願い致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。